みなさまこんにちは!
7月25日(日)に行われた「第78回 富士登山競走」山頂コースの部にBROOKSスタッフの平田が出走してきましたのでレースレポートをご紹介いたします♪
目次
上りのみのレース。それが富士登山競走

この大会は”山頂コース" 約21km(標高差約3,000m)と "五合目コース"約15km(標高差約1,480m)の2つの部門に分かれている大会です。
山頂コース1,900名、五合目コース1,876名 計3,776名しかエントリーできず、まずはエントリーすることが難関である0次関門。
大会前日



レース前日準備
手荷物受付のサービスがありますのでゴール直後(富士山五合目)にて受け取る荷物と、シャトルバスを降りて会場(富士北麓公園)にて受け取る荷物をそれぞれ準備します。

荷物準備するとき、一旦荷物広がりがち。

【ゴール地点 富士山五合目用】
着替え・タオル・汗拭きシート・マスク・現金・水・絆創膏・ビニール袋
リカバリーサンダル(着替えのあととても楽なのでオススメ!)

【会場 富士北麓公園用(シャトルバス到着場所)】
帰りに着る着替え。
私は大きいボストンバッグは車に乗せたままだったので、こちらの荷物預けるものはほとんどなし。スタート地点で直前まで持っておいたものはこちらの会場行き手荷物預けに入れました。

今年写真撮り忘れてしまったので昨年のもので失礼いたします。
左:五合目行き 右:会場行き
それぞれ指定された袋に入れて手荷物預かり所へ渡します。
当日の装備品について

当日の装備品です。
給水所も各所用意されていますが、自分の好きなタイミングで水を摂れる安心感があるので、今年も350mlのソフトフラスクを持って走りました。
ゴールしてから五合目のシャトルバス乗り場まで自力で下山しなければならないので、下山時のことも考えて持参しておいて正解!
これは人によって分かれると思いますので、参考までに。

100均で購入したコンパクトなレインコートをウエストポーチに入れて走りました。山頂に着いて、気温が低いことを想定し下山の際に身体を冷えから守るためのアイテムです。すごくコンパクトで全く邪魔になりませんでしたし、やはりゴール後とても寒かったので所持しておいて大正解でした!
【補給】
スタート時350ml所持。三合目にて補水1回。各給水所にて水の摂取。
FULL SPE(ジェル):4つ所持し、2つ摂取。
しっかり事前に案内があったことと、こまめに給水所があるのはとても安心でした!
給水所ボランティアの方々とても元気で明るくてすごく元気をもらえます!
日本一の山に挑むレースだからか、ボランティアのみなさまの気合がすごくて他の大会では味わえない雰囲気がありますので富士登山競走の給水所もぜひお楽しみください。
【シューズ】

BROOKSのトレランモデル「Catamount4(カタマウント4)」をチョイス。

富士登山競走は前半ロード区間ですが、ロード用のレースシューズに搭載されている”DNA FLASH v2"が使われていることで軽量かつ反発感がありロードもスピードが出しやすいです!トレランシューズを履いているということを忘れるぐらいの走り心地の良さ。
そして肝心の山区間ではグリップ力が向上し、ゴツゴツした岩場でも全く滑ることなく安心して登ることが出来ました。富士登山競走は様々なサーフェスも多いことからこのカタマウント4はどの状況でもしっかりと対応できるトレランシューズであります。
レース当日
4:00起床

朝ごはん。遠征時の朝ごはんはいつもこんな感じです。
山中湖の方にホテルを取っており、5:30宿出発。
6:10スタート地点の「富士吉田市役所」到着。
手荷物預け締め切り時間6:30。かなり時間がタイトでしたので来年はもう少し余裕を作ろうと思います。。

ランニングチームメンバーも五合目コース含めて15名程出走!
みんなで山頂で会いましょう!!と健闘を祈りました。
かなりバタバタで6:50スタート地点整列。

とてもありがたいことにスペシャルナンバーブロックからのスタートでしたので、ギリギリまで身体を動かすことができ、なんとか軽くアップ終了。
いざ!富士山 山頂を目指して
富士登山競走恒例の「えいえい、おー!」の後に7:00 スタート!

まずは約3km程、浅間神社までは街中を走るロード。
昨年の五合目スタート時間よりも1時間早いだけで日陰が多く、涼しかったです。
スタート~浅間神社。(スタート~3KM)

高揚感もあって入りの1kmを飛ばしすぎたので、2km目以降は少し抑えめに。
昨年はこの最初3kmが辛くてやめたくなりましたが、今年はしっかり練習してきたので大丈夫でした!
浅間神社で一度目の給水ポイント!ここからは日陰になります。
浅間神社~中ノ茶屋(4KM~7KM)

浅間神社を過ぎると、木陰になっているので直射日光を避けられる。

ロードの走力がある方はここは飛ばしていく人が多く、たくさん置いていかれましたが
焦らず自分のペースを刻むことが大切です。
中ノ茶屋~馬返し(8KM~10KM)

アスファルトの地割れもあったりと、まだロードではありますが路面状況が荒れている区間なので捻挫等しないよう気を付けていきましょう。
馬返し通過タイム:59分14秒
ここまでは一度も歩かずに来れたことから、昨年は1時間00分49秒での通過のところ少し速めに通過。この馬返しを約1時間5分以内に通過しないと、この後のトレイル区間で大渋滞にハマると言われています。
なので、後方ブロックの方はロードを飛ばしていかないと、その渋滞にハマってしまい各地点の関門に間に合わない…ということも。
普通のマラソン大会よりも、関門も厳しいですしゴールできるかどうかとの闘い。。
これが富士登山競走である。
ここまで来たらあとはトレイル区間に入っていきます。
馬返し~富士山五合目(11KM~15KM)

五合目通過タイム:1時間51分42秒(昨年五合目コース1時間48分50秒)
三合目給水所にて350mlフラスクに水を補充。

※レース中写真撮れなかったため、試走時のものです。
ここからはトレイル区間に入っていき階段も多く出てきます。抜かしたくても、抜かしづらい箇所もありこれもまた難しいポイント。
今年はこの馬返しから五合目までがなぜか力が入らず苦しみました。ラップタイムも昨年より大幅に遅く、エナジージェルを補給してフラスクの水もたくさん摂りなんとか復活。
五合目~八合目(15KM~18KM)

八合目通過:3時間11分22秒(関門制限時間4時間)
六合目からはヘルメットの着用義務があるので、ヘルメットを受け取ります。
私は、キャップを一度取ってからヘルメットを被り、その上から再度キャップを着用しました。

ここからは砂礫でサラサラしているので、足を1歩置いたら沈み込むうえに滑るので多くの人が苦しむ走りにくいゾーン。

試走で来ていたので走り方はコツを掴んでおり、この区間は走るのと歩くのを混ぜながら細かく進んでいきました。
それにしてもキツイ!全く進んでいる気がしません。(苦笑)
一般の登山客の方もたくさん応援してくれて、挨拶を交わしながら走るのがとても楽しかったです!

七合目からはゴジラの背中と言われている、岩場ゾーン。

ゴツゴツしているので手も使いながら、所々四足歩行状態でよじ登っていきます!
いやーーー。ここからは本当にキツイですが、私の得意分野でもあったのでスイスイ登っていくことが出来、ロードで置いて行かれた選手の人たちに追いつきます。

よいしょ。よいしょ。

辛いときこそ笑顔で!!
八合目~富士山山頂ゴール(19KM~21km)

八合目以降は、標高も3300mを超えてかなり呼吸が苦しいことと、頭がクラクラしていました。
急に手足に力が入らなくなり、全身がゾワゾワとするのです。

ラストは再び砂礫、岩場の直登、階段。
もういろいろな試練が最後の最後に交ざっており、かなりハードでした。
吐き気も襲い、ここまで来てゴールできるか不安になるぐらいの急激な体調不良。しかし、絶対にこの順位をキープしたままゴールするぞ!と強い気持ちを持って最後の力を振り絞りました。

ゴール!!!
もう少しゴールらしいゴールをしたかったのですが、かなり限界で計測マットを越えることで頭の中はいっぱい。

手足に力が入らないのと頭が痛くしばらく動けず。。
ゴールできた後は、安堵感に包まれてホッとしました。
~結果~

3時間39分06秒 女子総合10位!
目標だった3時間30分台達成でした!!

日本一の山を登ったぞー!
ここまで来たぞー!と達成感でいっぱいになりました。過酷さの先にある大きな喜び。
下山

天候も良く、所々で景色も堪能!

体調も悪くこのまま下山できない状態だったので、うどん補給し身体を少し温めてから下山。山頂で食べるうどん最高に美味しかったです!カップラーメン食べている人も多くいました。

ゴール後は、下山道から五合目まで自力で下りてシャトルバスで約40分で会場の富士北麓公園に戻ります。荷物を受け取り、更衣室で着替えもできますので手荷物預けに入れておくとGood!
ゴールしてから五合目まで1時間ほど走らなければならないのは大変でした(汗)
まとめ

いかがでしたでしょうか。
富士登山すらしたことがない私が、まさか富士登山競走に出る日が来るなんて思ってもみなかったので未知の世界でありとても不安な気持ちもありましたがしっかり準備を行ったことで無事にゴールすることが出来ました。
装備品やコースの様子など出場を検討している方のためになったら嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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