みなさんこんにちは! 今回はBROOKSの大人気モデル「Ghost17 」がアップデートして登場しましたので、Ghost16と比較レビューしていきます!
目次
スペック比較

Ghost17
価格:18,700円(税込)|重量:290g(27cm) ドロップ:10㎜|ソール厚さ:37㎜-27㎜
ミッドソール素材:DNA LOFT v3 |カーボンプレート:なし|プラスチックプレート:なし |接地感:やや柔らかめ

Ghost16
価格:17,600円(税込)|重量:270g(27cm) ドロップ:12㎜|ソール厚さ:25㎜-13㎜
ミッドソール素材:DNA LOFT v3| カーボンプレート:なし|プラスチックプレート:なし |接地感:やや硬め

Ghost17アップデートポイント①ソールの厚さ

今作から踵が1㎜、前足部が3㎜ソールが厚くなり、12㎜ドロップから10㎜ドロップへと変更になりました。
踵部は厚くなったという感じが分かりにくいのですが、前足部のクッションアップは蹴り出しの際にモチっとした感覚が分かりやすくなっています。
一番大切な蹴り出しポイントが厚くなったのは嬉しいですね!
しかし、ソールが厚くなったからといってフワフワシューズになってしまったのか?と心配する方もいるかもしれませんが、今までのゴーストの接地感の良さは失われていませんのでご安心ください♪
やはりゴーストはゴースト・・・!
これまで受け継がれてきた、”足でしっかり走っている”、”地面を蹴っている感触の良さ”は残しながら、細かくアップデートを繰り返すことで多くの人に愛される続ける秘密があるのだなぁと感じます。
Ghost17アップデートポイント②ドロップの変更

今までゴーストはドロップ12㎜(ゴースト13のみ11.5㎜)でしたが、やや低ドロップに寄りまして10㎜に変更となりました。
ドロップが高いと、踵→つま先という流れで重心移動していくことに対して、
10㎜になったことで前足部で着地しやすくなるため、フォアフット、ミッドフットの方にはゴースト17の方が良いかもしれません!
細かい変更点ではありますが、ゴースト16の時よりも足抜け感がスッと出やすくなったように感じます。
前足部で着地させる分、しっかりとクッションを追加し私たちランナーの足を守る力もパワーアップ!
今回12㎜から10㎜に変わったことで、ご自身の接地の仕方で選ぶというのも一つポイントだと思います。
ヒールストライク→ゴースト16
フォア・ミッドフット→ゴースト17
などの選び方もオススメです。
Ghost17アップデートポイント③インソールの変更

ゴーストのインソール見たことありますか?
これまでは、裏面を見ると白くて普通のEVA素材のインソールでしたが、今回ゴースト17からは”Ortho Lite(オーソライト)”のインソールに変更になりました。


このオーソライトインソールはスポンジ状のもので、ポリウレタン系の性質を持っています。より弾力があって、へたりにくいことが特徴なのでより長持ちに!
ミッドソール素材が今回は変更していないのに、足裏の感覚がちょっと違う理由はこのインソールに秘密が隠されていると考えます。
シューズのクッショニングは、ミッドソール素材だけでなくこうしてミッドソール素材×厚さ×ドロップ×インソールの素材が上手く調和されることで快適で良いシューズが生まれるのです。
Ghost17アップデートポイント④アッパーの変更

ゴーストシリーズは、アッパー素材がとても良いと定評があります。
今回はアッパーが変更になったことで足当たりがゴースト16に比べて柔らかくなりました。足全体を優しくフィットしてくれるのでつい、ゴーストに足を入れたくなってしまします♪ぜひこの気持ちの良い履き心地を試してみてください!
Ghost17ポイント⑤ サイズ感とフィット感

トゥーボックスがこれまでは広くゆったりとしていた設計から、少々細身になりました。中足部分がキュッと締まる設計なったことで、フィット感がアップし足とシューズの一体感が心地良いです。
前作はゴースト16になって足幅が広い方にもレギュラー幅でOKでしたが今回はワイドモデルも履き比べてみることをオススメします。
サイズ感は、サイズの上げ下げは必要なく通常のサイズ感で問題ありません。
Ghost17 ポイント⑥ヒールの形状変更

今回、今までのゴーストと一番の違うポイント。
写真を見ても分かるように、ゴースト16の時は履き口がキュッと狭いものに対して、ゴースト17になってからは少し広くなりました。
足の接地ポジションが前足部へ変化し、体重移動のスムーズさを高めるために足首周りの形状も同時に変更したのかと考えます。
足首をカッチリ固定するというよりも適度に動かせる余白を持たせて必要な分の自由度が上がりました。
こうすることで、足首~アキレス腱の動きを邪魔することなく地面を押し出す力を自然に使う事ができ以前よりも走りやすいシューズとなったのです。

踵をしっかりサポートするために、踵パッドを増量!
このパッド部分が店頭試着時には”おや?”と気になる方もいるかもしれません。
実際に私もゴースト17初足入れの際、「今までのゴーストの踵と違う」「別モデルであるローンチ11にフィット感に似ているな」と感じました。
「今までの踵をハグするようなゴーストじゃないかも!」と瞬時に思ったのが率直な感想。

しかし走り出してみると、とても不思議なことにその違和感は全く感じないのです!
あえて足首周りが解放されることで走りの動きに合わせた形状変更なのだと納得!
なので、ご試着の段階で「足首周りが当たるかも」と心配なさらずにゴーストを信用してまずは走ってみていただきたいです。
Ghost17 ポイント⑦高耐久力のアウトソール

ゴーストはとにかくアウトソールラバー(靴底のゴム)の耐久力が強く、長持ちすると言われています。頻繁に使うシューズが長持ちするのはとても嬉しいですよね!
流動的に流れる走り心地はこのアウトソールの力もあり私たちランナーの強い見方でいてくれるそんなシューズです。
まとめ
ゴーストは走力を問わずに、多くの人に愛され、そして初めて履く人にも足馴染みがしやすいモデルなので、BROOKSといえばまずゴーストからお試しいただくと良いです。
【フルマラソン完走目標の方】
日々のランニング~レース用
【サブ4.5~サブ4目標】
距離走練習・スピード練習・JOG・レース用
上記のようなポイント練習等でもGOOD。
【サブ3目標】
JOG(ゆっくりペース~やや速いペースでもOK)
このように分けてはおりますが、ゴーストはどんな人にでも寄り添ってくれるのであまり走力による境界線がありません。
日々のランニングライフの中心人物のような存在のゴースト17。ぜひお試しください♪
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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