夏場のランニングで用意しておきたい4つのウェア

夏場のランニングで用意しておきたい4つのウェア

夏場のランニングで用意しておきたい4つのウェア

2017.07.13(最終更新:2023.08.22)

 ランニングウェア選びの最大の特徴は汗対策です。ランニングのような長距離走の発汗量はとても多く、その汗をどう吸収し、さらに逃すために、快適な機能が多く求められます。 例えば、ランニング専用のウェアは、吸汗速乾性に優れ、防臭効果があり、通気性の良い快適な素材(ポリエステル100%)を使用しています。UVカットが施され日焼け防止に役立ち、ランニングに適した裁断を施すなど、快適に走れるようにデザインされたウェアです。しかし、コットン100%など、日常の街中で着るような素材は、汗を吸うだけ吸い、逃す性質がないため、まるでサランラップのように身体に張り付くだけでなく、汗染みになりやすく、臭いもつきやすいです。そういったウェアで走ると汗冷えを起こし、風邪などの原因にもなり、快適から程遠いものとなります。


 ランニングは、一年を通じて楽しめるアクティビティです。四季のある日本において、各季節に合ったウェアやアイテムを使い分けると良いでしょう。また、かつては地味で似たようなデザインが多かったのですが、最近では、デザイン性の高いウェアが揃っていて、ファッション性にも優れた(タウン性も高い)ウェア選びも楽しみの一つになることでしょう。
 夏のウェア選びで知っておきたいことは、体温の上昇を抑えることです。そのために持っておきたいアイテムをご紹介します。

 

1.キャップ

夏場のランニングで気をつけたいのが熱中症です。頭部に日光が長時間当たらないようにするためにもツバのついたキャップで日差しを遮りましょう。 ハット型やヘッドバンドは後頭部の保護も担えるので自分にあったアイテムを選びましょう。夏場のランニングで気をつけたいのが熱中症です。頭部に日光が長時間当たらないようにするためにもツバのついたキャップで日差しを遮りましょう。 ハット型やヘッドバンドは後頭部の保護も担えるので自分にあったアイテムを選びましょう。

 

2.リストバンド

リストバンドの主な役割は汗拭きです。タオルを首に巻いて走るよりオシャレにみせることができます。また時計をしていた場合、リストバンドを着用することで手や時計に汗が流れてきにくくなるという利点もあります。 最近のリストバンドのなかには、ファスナーが付いていてコインや鍵を収納できるものもあります。

 

3.ネッククーラー

後頭部には脳につながる太い血管が流れており、その血管を冷やすことで体の体温調節機能が正しく働きます。最近のネッククーラーには水の気化熱を利用して冷却効果を発揮するものがあります。水を含ませるだけで利用できて何度でも繰り返し使えるので気軽に利用できます。

 

4.吸汗速乾ウェア

汗は蒸発するときに気化熱で体温を下げる働きがあります。いわゆる「汗冷え」と呼ばれるものです。汗冷えしないためには体から水分を離す必要がありその機能を持ったものが撥水性・速乾性と呼ばれるウェアです。 最近では汗の濡れ戻りを防ぐメッシュ状のインナーウェアも人気です。