冬場のランニング欠かせない!防寒ウェア・グッズ9選
2017.01.11(最終更新:2023.08.22)
冬場のランニングは走り始めはかなり寒く、走り出すと体が温まり、走り終わるとすぐに体が冷えてくるのが特徴です。
体が冷えると風邪や体調不良の原因にもなってしまうので、防寒対策をしっかりしつつ、簡単に脱ぎ着できるウェアがランニングには好ましい服装と言えるでしょう。そこで9つの防寒グッズをご紹介します。
ウインドブレーカー
冬のランニングといえばウィンドブレーカーをすぐに思い浮かべると思いますが、冬のランニングで大敵なのは、気温的な寒さではなく「風」と言われます。風は体感温度を下げ、パフォーマンスに大きく影響を与えます。ウィンドブレーカーは、風をシャットアウトし、薄手のものでも意外と寒さは気にならなくなります。
ただし、ウィンドブレーカーは通気性がないので、汗をかくと水分が逃げません。冷えの原因にもつながるので、脱ぎ着を意識したインナー選びが大切になります。
ネックウォーマー
首・手首・足首などリンパが集中する「首」と名がつく箇所を重点的に防寒すると寒さ対策に効果的だと言われています。寒さが苦手な人は、ネックウォーマーがオススメです。首元を温めるだけで、体感温度はぐっと高まります。
ランニング用タイツ・アンダーウェア
動きやすい上に防寒効果が高く、速乾性もあるタイツやアンダーウェアを着用するランナーは大勢います。ウィンドブレーカーと合わせて着ることでグッと体感温度が上がり、保温効果を助ける事になるでしょう。
くつ下用貼るカイロ
小さな工夫がけっこう大事なことってあります。冷え性な方にもオススメアイテムがくつ下用貼るカイロです。走る時に靴下用のカイロを貼って邪魔にならないの?と思うかもしれませんが、指先の上部や甲部につければさほど邪魔にはならないばかりか、足元から身体を温めて血液の巡りを良くするだけでなく、気持ちの面でも効果は低くありません。
ランニング用腹巻き
冬場に長距離を走るランナーにとってお腹の冷えに悩むランナーは意外と多くいらっしゃいます。そんなランナーにはマジックテープで簡単に着脱できる腹巻きがオススメです。
メーカーによっては薄手も厚手もあるので、気温、環境、用途によって選んでみてください。
ただし腰部分を極度に暖めてしまうと発汗を高め、水分が寒さの原因につながる場合もあるので気をつけましょう。
ランニング用手袋
冬場のランニングで特に冷えやすく、辛いのは手先です。ランニング用の手袋はここをしっかりと温めてくれるだけでなく、軽量で発汗性も高いのでオススメです。
最近ではスマホが直接触れるランニング用手袋もあります。
冬用のランニング帽子・イヤーウォーマー
ネックウォーマーと同様に、ランニングとの相性抜群な防寒グッズが帽子やイヤーウォーマーです。寒い日に走ると耳が痛くなりますし、暑くなったらすぐに脱げるストレスフリーアイテムです。雪対策、冷たい風への防温効果、冬場の日焼け防止にも効果的です。
これらは一般用でも十分ですが、スポーツ用のものを選ぶと、機能性が高いので不快な思いをすることなくランニングを楽しむことができます。
ロングTシャツ(もしくはアームウォーマー)
ウィンドブレーカーの下にロングTシャツを着るランナーは少なくありません。ランニング専用のロングTは機能性に優れ、軽く、ランニング専用Tシャツと遜色ないほどです。
暖かい冬の日中に走ると、ロングT、あるいはTシャツ+アームウォーマーで走るランナーをよく見かけます。
ヘッドライトやリフレクター(反射材)
日照時間が短い冬場は暗い時間に走ることが多くなります。安全にランを楽しむためにも車や自転車など自分以外の周囲に存在を認識してもらうことが非常に重要です。そのために欠かせないアイテムがヘッドライトやハンドライト、そしてリフレクター(反射材)です。また明るめの服は、色が濃い服より遥かに認識されやすくなります。
トラブル・事故を未然に防ぎ、安全性を高めましょう。
ブルックス走田
ブルックス ランニングアドバイザー
平日は朝ラン、週末は仲間とラン。家族サービスはいつするの?と嫁に怒られがちな子煩悩パパ。
年間3回程度のフルマラソン出場と、最近はトレランにハマっています。
ランニングについてのテクニカルアドバイスが専門分野です。