ランニングシューズの選び方
2017.07.01(最終更新:2023.08.22)
ランニングをはじめよう、続けようという時、自分の足やレベルにあったシューズを正しく選ぶことは、ケガや故障を防ぐ上でとても大切なポイントになります。今回は、ランニングシューズの正しい選び方についてご紹介します。
まずは、自分の足の正しいサイズを知ろう!
あなたは自分の足の正確なサイズをご存知ですか?これまでの靴選びの経験などから、サイズを選んでいる人は、要注意。正しいシューズ選びの第一歩は、正確な足のサイズを知ることからスタートします。
ショップなどに備えてある写真のようなゲージで計ってみたり、もちろん、自分の家で物差しを使ってもOKです。足の大きさは左右で違うので、両足共に計測してみましょう。
シューズを選ぶ際の試し履きは、小さいサイズから試そう!
「大きいサイズのシューズの方が安心」と思うランナーの方も多いかと思います。しかし、大きすぎるシューズを履いていると、シューズの中で足が動いてしまい、疲れやすいだけではなく、豆ができたり、爪が死んでしまう原因にもなります。
ぴったりとフィットするシューズを選ぶためにも、購入前に試し履きをされることをおすすめします。同じ26.0cmでもメーカーやモデルの違いによってサイズ感、履き心地は異なります。そのため、購入前に実際に履いてみてフィット感を確かめる試し履きを出来る限りすることが大切です。
試し履きのポイントは、まずは計測した実寸サイズを試し、あたって痛いなどの問題がある場合、サイズを徐々に大きくしていきます。いきなり大きいから試してしまうと、小さくすることが難しくなります。「試し履きは小さいサイズから」が鉄則です。
シューズを使いたいシーンや目的のイメージを持とう!
お店に行くとたくさんのランニングシューズが並んでいます。どれが今の自分に適しているシューズなのか悩んだときは、シューズを使うシーンや目的で選ぶ方法があります。
ランニングシューズには、たくさんの機能があり、モデルによって特徴も様々です。まずは、自分が使いたいシーンや目的のイメージを整理しましょう。たとえば、長距離をゆっくり走る練習に使いたい、フルマラソンのレースで使いたい、ランニングにもジムのトレーニングにも使いたいなど分かる範囲でシューズを使いたいシーンをイメージします。使うシーンや目的が明確になると、自ずとモデルが絞れてきますし、お店のスタッフもおすすめがしやすくなります。
足の状態(オーバープロネーションへのサポート)で選ぼう!
ランニング中、足を着地したときに、足首が内側に大きく倒れこんでしまうことを「オーバープロネーション」と言います。足首ではわずかな角度でも、1歩1歩積み重ねることで、膝や腰に負担がかかり故障の原因になるとされています。
ランニングシューズでは、このオーバープロネーションを防止するサポート機能を持たせたものがあります。ブルックスは、このオーバープロネーションのレベルにあわせたシューズの開発を行っているため、自分の足の状態に最適なモデルを選ぶことができます。
ポイント!
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まずは、自分の足の正しいサイズを知ろう!
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シューズを選ぶ際の試し履きは、小さいサイズから試そう!
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シューズを使いたいシーンや目的のイメージを持とう!
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足の状態(オーバープロネーションへのサポート)で選ぼう!