BROOKS

Run forward even in the midst of crisis.

2023.06.01
Run forward even in the midst of crisis.

互いに影響し、発展していく
コミュニティのありかた
episode : SAURUS JAPAN RUNNING CLUB

2020年6月以降多くのランナーが活動を停滞させたなか、それぞれに方法を模索しながら走り続けようとするコミュニティがある。SAURUS JAPAN RUNNING CLUB(通称:サウルス練習会)の熱量はひときわ高い。大阪と東京を中心に、神戸、奈良、岡山、名古屋など全国各地に活動範囲を広げる彼らの始動は、自粛期間が明けた頃だった。

BROOKS
BROOKS

「大阪でスタートして、最初の参加者は7名ぐらい。SNSをきっかけに徐々に広がっていきました」と話すのは代表の嵜本氏。サプリメントブランド「アミノサウルス」をはじめたことをきっかけに走りはじめ、自らが結果を残すことで製品の確かさを証明してきた。その姿がランナーに支持され、いまではランニングインフルエンサーとして多くのランナーに知られることとなった。

BROOKS

サウルス練習会の熱量は嵜本氏の行動力に始まり、その人間性に共鳴するサウリストと呼ばれるアスリートやアミノサウルスのアンバサダーによって支えられている。大阪と並び多くの参加者が集まる東京練習会をリードするコーチの甲斐氏は、東京練習会ならではの価値をこう話す。「東京は参加者のレベルの幅が広い。初心者から上級者までが満足を得られるために“動き作り”など実業団で培ったメソッドを練習会に取り入れています。色んなレベルの人がいるから、参加者はその日の状態に合わせて自分にあった強度の練習を行うことができるんです」。

BROOKS
BROOKS
BROOKS

ひとりひとりの走りを見ながらそれぞれの課題にそったアドバイスを送るのが甲斐氏のコーチングスタイルであるが、参加者が増えてくると運営上の問題も増えてくる。「みんなの走りを見て、できれば全員にアドバイスしたいと思う一方で、数十人を一人で対応するのは物理的な限界もあります。最近では、リーダー意識をもってサポートに協力してくれるひとがでてきてくれました。動画撮ったりグループを先導したり声をかけあったり(甲斐氏)」 スタートした当初は、大阪に比べ大人しい雰囲気だったという東京練習会であるが、それぞれの参加者が成長を実感していく中で、サウルスらしいカラーができてきた。与える&受け取るだけの関係性ではなく、自発的に行動し、影響しあい、自走していくコミュニティの形である。

BROOKS
BROOKS
BROOKS

「参加者はまじめで、自ら楽しもうとしている人が多い」と説明してくれた嵜本氏が願うのは、「そんな仲間たちといい時間を共有したい」ことに尽きる。コロナ禍で走る場所を失ったひとがいたから練習会を企画し、目標としていたレースがなくなったとなればオンラインレースを企画した。彼らが2020年11月に企画した「サウルスマラソンチャレンジ」は目標を奪われた多くのひとたちが、研ぎ澄ませてきた実力を試す機会となった。

「ただ走るだけじゃなく、いままでになかった人との縁が生まれてみんなで楽しい時間を過ごし、人生を豊かにできるような場所にしていきたいです。そのなかで、目標を持ったひとたちはタイムを更新していけたりできればいいなと思います(嵜本氏)」 走ることで集まれたことをきっかけに、ライフスタイル全般に関して楽しみを共有していく。彼らのランのあり方は、走ることを超え、彼らの理想とする生き方へと繋がっていく。

BROOKS

「ハイペリオンエリート2は、他のシューズにも一切負けず劣らずの反発性があり、幅広で安定感もある。スピードを出して走ってもぐらつきもなく、しっかり蹴り込めるシューズだと思います。一番気に入っているのはイエローとグレーのカラーリング。黒のウェアにもよくマッチしていて、カラーリングが気に入って買っていたメンバーも多いです。」
嵜本晃次 / Koji Sakimoto
サウルスジャパン株式会社代表。経営者として手腕を振るう傍ら、マラソンランナーとしても活躍しており、2021年40歳で2時間25分43秒の自己ベスト更新中。

BROOKS

「前モデルと比べて機能性も向上し、余計な硬さがなくなり反発を得られるようになった一方で、安定性も高く履きやすくなった。実際にハーフマラソンのレースにも参加し、機能は実証済み。今後、フルマラソンに向けた練習を重ねて、フルマラソンでのレースで履いてみたいと思える可能性を感じるシューズです。」
甲斐大貴 / Hiroki Kai
SAURUS RUNNING CLUB TOKYOランニングコーチ。フルマラソンPB2時間17分9秒。くれいじーかろの愛称でイベントやYouTubeなど様々な活動を行う。

BROOKS

SAURUS JAPAN RUNNING CLUB
サウルスジャパンが主催し、東京、大阪、神戸、奈良、岡山、名古屋などで開催している練習会。東京と大阪にはそれぞれ100名を越すメンバーを有し、アスリートや「サウリスト」と呼ばれるアンバサダーをはじめ、様々な年代やレベルのランナーが集まるコミュニティとなっている。メンバー間のコミュニケーションも活発で、ランニング以外での交流も盛ん。